精神疾患を治療しよう【うつ病と診断されたら】

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まずは自分の状態を把握

やる気がなくて朝起き上がることも億劫という方もいらっしゃるでしょう。どうにか起き上がり、身の回りの掃除や洗濯物をしているうちに徐々に活力が漲ってくるのが自然です。脳の血流が良くなることで脳が刺激され、エネルギーが体中に充満していくからです。しかし、それさえもできない、一日のうちのどの時間にもやる気など微塵も沸いてこないという方はうつ病にかかっている可能性があります。放っておくとどんどん悪化していく場合がほとんどです。早めに精神科や心療内科へ行って主治医の診断を受ける必要があります。自分で自分がどんな心の病にかかっているか判断するのはなかなか困難です。ただ心が沈み込んでいる状態が続いているだけで、医者に診断してもらうほどではないと感じる方もいることでしょう。しかし医者にしっかり診断してもらうことが病気から抜け出す大きな前進となります。というのも、一般に言われるうつ病にも大きく分けて二種類あるからです。うつ病(大うつ病性障害)と双極性障害です。それぞれ治療法が異なります。誰しも心には波というものがあります。一年を通してみても、また一日を通してみても、ずっとご機嫌という人はいないはずです。外から受ける刺激によって喜怒哀楽が左右されます。もちろん左右されやすいか、されにくいかというのには個人差があります。うつ病になると、気分が落ち込んだ状態から抜け出せなくなります。具体的にはあからさまに食欲がなくなり、そのせいで体重が減ったり、以前はなんでもないことのようにこなしていた仕事がまったく手につかなくなったり、疲れているのにしっかりと睡眠をとることができなくなったりします。また、あらゆる物事への関心が薄れ、「もうどうでもいいや」という気持ちになり、自覚しているのに自分ではどうにもできない状態になります。心が深く、ひたすら深く沈み込んでいく感じです。その点、双極性障害は大きくちがいます。うつ病を反転させたような状態、「なんでもできる。なんでもやってやる」といったような非常に気分が高揚した状態がやってきます。一見、うつ病から回復して元気になったように見えますが、この躁状態に入ったときはとても危険です。なぜなら次にうつ状態になる波が待っているからです。心のアップダウンが激しいと身体がまったくついていけなくなってしまうのです。うつ病なのか、双極性障害であるのかは精神科の専門医に診断してもらうのが一番です。診断を受け、自分がどちらにかかっているのか理解することで、治療に専念することができるでしょう。