精神疾患を治療しよう【うつ病と診断されたら】

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症状を問診票に詳しく記入

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メモを用意しておく

うつ病になると気分が落ち込みやすくなります。さらに落ち込んだ状態からなかなか抜け出せなくなり、抑うつ状態が長く続きます。とくに朝目覚めたときの抑うつ状態が強くなる傾向があります。他にもうつ病の症状には思考力の低下や意欲の低下が挙げられます。そのせいで作業に集中できなくなったり、あからさまに作業効率が悪くなったりします。またそれまで好きだったことに興味が薄れていき、何をしていても気分が晴れない、楽しくないという状態に陥ります。これらの症状は病気のせいでそうなっているのか、元々の性格がもたらしているのか、見極めるのは困難です。そもそも自分のことを自分で判断するのは難しいです。それなら医者に診断してもらえばいいわけですが、うつ病患者が最初に不調を訴え、診断を受けるのは精神科や心療内科ではなく、内科であることがしばしばです。というのも、うつ病は心だけでなく、体にもさまざまな症状が現れるからです。体の具合が悪いのだと判断して真っ先に内科へ行ってしまうというわけです。体に現れる症状のほうが心の症状よりも顕著だからというのも要因の一つです。たとえば、体の症状で著しいのは食欲の低下です。ただ食べる量が減るだけでなく、なにを食べてもおいしくないと感じます。反対に過食に陥るケースもあります。それらの症状は自然と体型に出てくるので、目で確かめることができます。「おかしい」と気づくことができるのですが、それが心の問題だと気づかずに、内臓のどこかがおかしいのではないかと内科を受診されてしまうのです。「異常なし」という診断結果を受け、困り果てるか、そのまま病気を放置してしまう人も少なくありません。体ではなく、心に問題があるのだと気づいてようやく精神科や心療内科に辿り着いても、まだ気を許せません。自分の症状をできるだけ正確に伝える必要があります。医者とはいえ、自分以外の人に心の状態のことを話すのは勇気がいることです。しかし話すことで的確な診断を受けられ、的確な治療を受けることができます。何を話せばいいか分からない、話すことが多すぎてなにから話していいか分からない、ということもあるでしょう。その場合、あらかじめ自分の抱えている症状をメモにまとめておくと良いです。初診時に問診票に詳しく書き込むシステムをとっている病院がほとんどです。また、病院に通うようになってからも、主治医に伝えておくべきことがあった場合は言い忘れないようにメモを取っておくようにしましょう。自分の現状を知るのにも役立ちますし、どれだけ病気から回復しているのかという目安にもなります。